メンタルヘルス・ストレスチェックの講習会に、
平成27年は10回参加いたしました。
その講習内容と、産業医を委託されている
”会社”と”職場”を考慮して、
当院では大学入試センター試験と同様のマークシート方式を採用いたします。
 
職業性ストレス簡易調査票標準版の57項目と、
より簡易な23項目版の２パターンがあり、
自宅へ調査票のマークシートを持ち帰って記入するという簡便な方式を選びました。
ゆっくり回答できるため、若い人から高齢者まで
検査に対するストレスが生じません。
 
 
 
マークシートの面倒な点は頭書きにあります。
当院ではバーコードを使用した自作の補助プログラムで頭書きを行うため、
数十人から数百人までスムーズに結果が得られます。
 

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①マークシート記入(スキャネットシート)


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②カンマくん３
スキャネット社フリーソフト。紙の調査票で実施し、
CSV等で入力したデータをインポートすることが可能
③厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム
④労働者の受験結果
という作業手順です。
 
なお厚生労働省版ストレスチェックの実施プログラム使用施行について、
厚生省より規定されている事項が多いので注意が必要です。
 
あいちG−Pネットに参加しています。
G−Pネットとは…Gは一般科医(General physician)、
Pは精神科医(Psychiatrist)の頭文字で、
一般診療科医と精神科医がスムーズに連携をするための仕組みです。
鬱病をはじめとした精神疾患は、身近な問題とされています。
頭痛や肩こり、倦怠感を訴え、かかりつけ医を受診したとき、
その身体症状の背景には鬱病をはじめとした精神疾患が潜んでいる場合があります。
本システムに登録していると、
一般診療科医等が「様子がおかしいな」「精神科を勧めようかな？」と感じたとき、
ウェブサイトを活用して精神科医療機関へ診察依頼や相談をすることができます。
受入可能な医療機関から短時間で返事をもらうことができるため、
その場で患者さんに受診先を紹介することができます。

かかりつけ医認知症対応力向上研修会に
平成19年より平成27年まで５回受講しております。
 
平成19年ごろは認知症という疾病について周知されていませんでした。
最近は高齢者人口が増え、認知症の人が大変多くなりました。
 
平成28年１月１日に
清須市地域包括ケアシステム委員会(認知症施策推進部会)が立ち上がり、
その委員長として就任いたしました。
また、特別養護老人ホーム(特養)平安の里(定員96名)の管理医師として、
多くの認知症をお持ちの方を診療しています。
 
清須市では認知症安心ガイド-認知症ケアパスという小冊子を配布しています。
ご相談があればいつでも応じます。
お問合せ先／清須市役所 高齢福祉課介護予防係　　TEL　052-400-2911(代表)
　　　　　　清須市地域包括支援センター　　　 　TEL　052-409-9010

平成27年以前より難病をお持ちの方にはその更新資料を継続して作成いたします。
新規の方で書類作成を希望される方は、事前の相談が必要です。

アレルギーショックへの対応力向上のため、
日本救急医学会の認定ICLSコースを平成23年に受講しています。